医者のあるべき姿とは?『病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~ 簡単、無料で医者いらず』の感想(1)
どーも、映画好きな四十郎のおっさんです。
今回は、AmazonのKindleで読んだ『病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~ 簡単、無料で医者いらず』という本の感想を書いていきたいと思います。
おっさん的おすすめ度
紙の本で手元に置いておきたい
今回は感想第一弾でございます。
この本、タイトルが結構挑戦的であります。だから、この時点で反射的に、この本を拒む方もいるかもしれません。
けれど、著者である長尾 和宏さんは、どうやら狙って、このタイトルを付けたようです。
さて、『病気の9割は歩くだけで治る!』の感想では、おっさんが気になった箇所をピックアップし、わたしが感じた事を書いていこうと思っておりますので、シリーズになります。
この機会に、興味のある方は、『病気の9割は歩くだけで治る!』を一読してみてはいかが?
医療というのは、本来、食事療法、運動療法があって、3番目に薬物療法がくるはずなのに、ここ数十年、薬がいちばん上になっています。それはいかがなものか
上記の文章、わたしが日頃から感じている事そのまんまです。
わたしは10年以上、頭痛外来に通っております。
頭痛の頻度の増減は多少ありますが、実は10年以上経過しても、未だに偏頭痛は減らないし、治らない。
完治は難しい。それはわかっています。
けれど、原因は完全に心的ストレスである事がわかっているので、薬を処方しつつ、患者の話を聞いて、アドバイスして欲しいというのが本音なんですよね。
しかし、実際は1時間以上診察まで待たされて、診察は問診3分程度。
その後、代わり映えのしない薬を処方される。
偏頭痛が出てきたときの頓服薬は、市販されているどの頭痛薬よりも強烈なので、そこは助かるんです。
けど、それ以外、偏頭痛が出ないようにするための予防薬を、10年以上服用しているのに、一向に状況が変わらない。
いい加減、別のアプローチが欲しいところ。
けど、ずっと、ずぅ~と問診だけ。
これ、問診なくてもいいんじゃね??って思う。
定期的に病院にかかる人あるあるかもしれません。本当にこの治療を続けていたら治るのか??
わたしは、心的ストレスを和らげるためのアドバイスが欲しい。もちろん、薬も大切である事はわかっています。
けど、薬を飲み続けて十数年。結局、何も変わらないなら、別の方面から病気に対してアプローチしたい。
もし、自分の専門外であれば、それを得意とする――わたしの場合、心的ストレスを和らげる事のできるドクターにまかせる事も大切ではないかと、おっさんは思います。
医者も生活をしないとダメなのはわかります。
でも、この書籍でも
「薬を出すだけなら、コンピューターでもできるんじゃないか?」 問診結果をもとに病名を割り出して、薬を選ぶということは、優秀なコンピューターなら自動的にできるかもしれません。薬を出すことが医療なら、医者なんかいらないのです。
と書かれていました。
近い将来、患者が質問にイエス/ノーで答えて、自動で必要な薬をチョイスしてくれるシステムがでるかもしれない。
むしろ、患者の事を考えたら、その方が良いに決まっています。
時間の短縮、病院で別の病気にかかる可能性が低くなり、病院も人件費削減できるかも。
そうなった時、薬しか出せない医者は、どうするのか?
論文だけを書く人生もありかもしれないですけどね。
多くの医者の今の在り方って、すごく歪というか、少なくとも患者の事を考えていないよなぁって感じてしまいます。
なんだか、まとまりのない文章になりました。
わたしは、2020年に地方へ引っ越す予定なのですが、偏頭痛は治らない。
ドクターもちょっと信用できなく思っているので、自分で心的ストレスを軽減する方法を勉強するしかない感じです。
せめて、もう少しだけ、患者に寄り添って欲しいって思う、おっさんでございました。
そんな訳で、今回はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!
今回の記事で使用した画像は、フリー写真素材ぱくたそ さんよりお借りしました。
お散歩中のプードルの写真 https://www.pakutaso.com/20170321061post-10529.html