元ネットショップ運営者によるへんつう堂さんの『やってみようぜ変な店』の感想
ども、映画好きな四十郎のおっさん999でございます。
お久しぶりの感想投稿となります。
今回は、発見した0円の電子書籍『やってみようぜ変な店 ネットビジネス・アフィリエイトでの副業に疲れた方に試してほしい、新感覚のネットショップ運営法』の感想を書いていきませぅ。
私は、元々、卸会社のネット事業部に長年勤めておりました。
そこでは、BtoB、BtoCのサイトを色々と運営しておりまして、ネットショップに関する知識と経験は、そこそこあると思っております。
そんな私、もし、何かするのであれば、やはりネットショップを運営したいという気持ちがありまして、「新感覚のネットショップ運営法」という言葉に惹かれて、この本を読んでみました。
元ネットショップ運営の経験者が抱いた感想を、ぼちぼち書いていきたいと思います。
物販系ネットショップ運営者にはプラスになりにくい
正直なところ、私が最初に抱いた感想は、ネットショップを運営している人や過去に運営していた人には、あまりプラスにはならないというものでした。
というのも、著者のたけうちさんのネットショップは、多くの人がイメージするような物販系のネットショップではないのです。
どちらかというと、情報商材系のネットショップでして、自分の知識や技術などを販売するという店でした。
自分の得意な事を販売するという点で、ココナラの個人版という感じでしょうか。
そのため、たけうちさんが販売しているものは、アイテムではなく、PDFファイルや動画といったものになります。
この点において、現在、物販系のネットショップを運営している方にとって、具体的にプラスになるようなアイデアは書かれておりません。
そのため、何かわかりやすい施策を期待して本書を読んでしまうと、肩透かしを食う形になります。
では、全くプラスにならないのか?というと、そういう訳ではありません。
具体的なものではなくて、心構えといったような、抽象的な部分を参考にする事は充分可能となっています。
興味を持ち続ける事ができるジャンルを手掛ける
お店を続けるコツは、売上ゼロが続いているのに面白くてたまらないから売れもしないのについついやってしまう、そんなテーマを見つけることだと思うのです。
上記は、本書に書かれているものです。
このまま鵜呑みにするのは危険です。
たけうちさんのように、サブとしてネットショップを運営しているのなら、上記のスタンスで良いのですけど、本業としてネットショップを運営しているなら、やはり多少「これは売れるかも?」と思って販売する商品を考える必要があります。
では、この文章は間違いなのか?というと、そういう訳でもないんですよね。
「ついついやってしまう」というのは、自分が商材をリサーチしていても苦にならない事だと思います。
売上が思ったように伸びないと、とても苦しいんですよね。
ブログやホームページだと、アクセス数が少ないと、苦しみを覚えてしまいます。
それでも、苦しみよりも楽しみの方が勝るジャンルを見つけると、運営はとても楽しくなります。
また、自分が楽しく続ける事のできるジャンルであれば、自分のショップの売り上げと、そのジャンルに貢献しようという気持ちが生まれます。
そういう気持ちは、時間がかかるけれど、お客様に気付いてもらえるんですよね。
その気持ちが、商品ページの構成や文言に、なんとなく出てくるからです。
そういう気持ちを感じ取ってくれたお客様の「購入しても良い店」の選択肢に入れたのなら、あとはタイミングだけなのです。
ファンを作ると考えると、すごく大きな事のように考えてしまい、行動に移せない場合があります。
でも、自分の好きなジャンルに対して、何かプラスになる事を考えるのは、簡単だし、楽しいですよね。
そういう感じで運営していくと、自然とお店のファンが現れると、私は自分の経験から、そう思っております。
上記の点については、現在、ネットショップを運営している方にも、プラスになる情報ですね。
今回の読書感想のまとめ
物販系のネットショップしか頭になかった私にとっては、情報をメインに販売するというネットショップのあり方は、かなり衝撃的でした。
こんな発想もあったのかと。
色んな知識や情報、手に職をつけている方であれば、マネすれば、収入源のひとつになる可能性のあるユニークな方法ですね。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
今回感想を書いた書籍
やってみようぜ変な店: ネットビジネス・アフィリエイトでの副業に疲れた方に試してほしい、新感覚のネットショップ運営法