『世界を変えた10冊の本(池上彰:著)』を読んだ感想
どーも、四十郎のおっさん999です。
今回は池上彰さんの書籍『世界を変えた10冊の本』についての感想を書いていきたいと思います。
この本は、池上彰さんが「世界に多大な影響を与えた」と考える本を10冊に厳選して、読者に紹介するというもの。
多少なりとも、池上彰さんの主観は入っておりますが、短時間でサクサクと読んでしまえる書籍でございます。
おっさん的おすすめ度
紙の本で手元に置いておきたい
古典をわかりやすく説明
タイトルだけは聞いた事あるけれど、実際に読んだ事はない人が多いのではないかと思われる10冊の本。
お恥ずかしながら、わたしもこれらの本は、一度二度、挫折していて、未だに読破した事がありません。
これらの本に触れた当時は、内容が全くピンとこなくて、全く読み進める事ができなかったんですよね。
古典の難しさは、その作品の背景を、ある程度、知っていないと、読み進める事ができないところにあると思います。
そういう点から見ると、本作は書籍を簡単に紹介しながら、さりげなく興味を抱けるように書かれていて、とても良質な入門書といえます。
本書でバックグラウンドを学び、再び古典に触れる。
そうする事で、自己を高める事ができるようになっております。
興味をひく題材ばかり
昨今の世界情勢や経済、環境など、共感しやすい、実感しやすい題材のみを扱っているので、非常に楽しく読み進める事ができるようになっています。
読者が多くの「なぜ」を抱けるように工夫されていて、なおかつ答えをサラリと書く。けど、その答えが全てではない。だから、古典を読みたくなる。
そんな風に文章が構成されているので、若い人にもそうでない人にもオススメできる書籍になっています。
実感を伴う読書というのは、凄くワクワクするんですよね。
古典でも、これほどワクワクできそうという予感を抱かせてくれる池上彰さんの文章は、なかなかに素晴らしいです。
とにかく読みやすい
全体的に平易な文章で書かれているので、すごく読みやすい。
また長さも適度なものなので、早い人なら1日で読破できてしまうでしょう。
小難しい古典を、これほど噛み砕いて説明してくれる書籍は、なかなかないかもしれません。
今回のまとめ
読む本がなければ、一度、読んでみてください。
ただ、わたしと違って、古典でも普通に読み進める事ができるような方には、かえって退屈な本となりますので、そういう方にはオススメできませぬ。
古典には興味があるけど、難しくてちょっと……という方にピッタリの書籍でございます。
それでは、今回はこの辺で。
しーゆー!
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