電子書籍『アウトライン・プロセッシング入門』の感想
ども、映画好きな四十郎のおっさん999です。
今回は電子書籍で販売されている『アウトライン・プロセッシング入門:アウトライナーで文章を書き、考える技術』をご紹介いたします。
私はブログ記事を作成するとき、手書きのA6ノートとEvernoteを使用しています。
数年前から一般的にアウトライナーと呼ばれるツールに興味がありました。
ちなみに、おっさんが一番気になっているのは、「Story Editor」という小説執筆に特化したものなんですけど、今回の書籍の趣旨とは離れた位置にあるツールですね。
とはいえ、その他のアウトライナーも気になる訳で。
そんなこんなで、「アウトライナーとは何ぞや??」という疑問を解決するために、今回、この本を読んでみることにしました。
◆『アウトライン・プロセッシング入門:アウトライナーで文章を書き、考える技術』概要
著者:Tak.
出版日:2015年5月7日
読み終わるまでの平均的時間:2時間3分
オススメ度:★★★☆☆(三ツ星)
◆おっさんの感想
アウトライン・プロセッサーを現在進行系で利用している方であれば、内容を理解しながら読み進めることができる内容でした。
私のように、アウトライン・プロセッサーを利用しておらず、とりあえず情報を知りたい方にとっては、半分以上、イメージしにくい感じですね。
著者の方が英語のできる方で、アウトライン・プロセッサーにおける海外の概念を、そのまま横文字で使用しているので、そこもわかりにくい原因かもしれません。
このあたりは仕方ありませんね。私がイメージできなかったのは、そもそも、私の知識が足りていないことに原因があるので。
だから、この本を読む前に、一通り、自分でアウトライン・プロセッサーをひとつ、操作することをオススメします。
◆良いところ
とはいえ、おぼろげにではありますが、アウトライン・プロセッサーは良いツールってことはわかりました。
出版された日付が2015年と少し古いので、どのツールが良いかまでは、この書籍ではわかりません。そこを期待するとNGですね。
アウトライン・プロセッサーについてより、私が素敵だと感じた文章がありまして。
予定外のアイデアが浮かぶというのは、頭が活性化している証拠
メモしている内容に沿って、ブログで記事を書いていると、ガンガン別の感想が頭に浮かんでくるんですね。
そして、その時に浮かんだものが、私の本当の感想だったりします。
しかし、書こうとしている内容は、ある程度、メモで決めている訳です。
とっ散らかる事を恐れて、書きながら新しく思考するのを停止させようと、iPadでの執筆に切り替えていた時期もありました(私の場合、iPadだと、新しいものがでてこないため)。
でも、書いているときに、それらの新しいアイデアが生み出されることもあるのかって、かなり安心しました。
この一文に触れて、私の執筆スタイルも、少し変化できそうです。
◆悪いところ
私としてはアウトライン・プロセッサーで何ができるのかを知りたかったのですが、それ以外の情報があまりにも多すぎて、アウトライン・プロセッサーを使っていない私はパニック状態。
書籍にするために、色々と肉付けがされていて、それが初心者にとってややこしくさせている。
タイトルに「入門」があるにも関わらず、入門編になっていないのは残念。
本書を読むときには、そのあたり、注意が必要です。
◆今回の感想のまとめ
思っていた内容とは違ったので、そこは残念でした。
でも、著者であるTak.さんのブログを知る事ができたので、そちらの方が良かったかな?
この本に興味のある方は、先にアウトライン・プロセッサーを触ってから、お読みいただくことをオススメいたします。
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
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