四十郎おっさんが綴る読書感想文まがい・改

大阪在住のもうすぐ四十郎になるパートのおっさんが書き綴っていく、なんちゃって読書感想文。

肩の力が抜けるシンプルなビジネス書『仕事は楽しいかね?』の感想

ども、映画好きな四十郎のおっさん999です。

今回は有名なビジネス書である『仕事は楽しいかね?』の感想です。

 

私はお恥ずかしい話ですが、あまりにも有名だったので、ずっとスルーしていたのですが、急にある日突然に「あ、読まなきゃ」って感じたんですね。

で、Amazon プライム リーディングにあったので、早速ダウンロードして貪るように読みました。

 

そんな訳で、今回は、ちょっと可愛らしいお爺さんが表紙の本『仕事は楽しいかね?』の感想を書いていきますよっと。

 

 

 

●シンプルでわかりやすい内容

基本的な内容については、ビジネス書にある内容を小説仕立てにしたものです。

小説であるため、フィクションをよく読む人でビジネス書の固くるしい文体が苦手という方にはオススメです。

 

偉大なるマックス爺が「私」の持つ悩みに対して答えを述べるのではなく、ビジネスにおける大切な概念と具体例を示し、「私」に考えさせるという内容。

このマックス爺が素晴らしく、彼の提示するビジネスの肝は、他のビジネス書より、シンプルかつフレキシブル。

わかりやすいがゆえに、すぐに自分の状況に置き換える事ができるのです。

とにかく実践しやすい。

 

確かに、わかりやすく「こうすれば良い」とは書かれていません。

だから、即席の答えやテクニック、すぐに使えるノウハウ、ツールを期待すると、かなりガッカリします。

この本は、そういう事について書かれていません。

 

言うなれば、この本に書かれているのは「心構え」「心持ち」といった類のものです。

さらには理想論ともとれる内容です。

そのため、引っかかりがないと、本当に読んだ事を後悔するパターンに陥ります。

私は、とにかく響きまくって、「もっと早くに読んどけば、勤めていた会社も変える事ができたのかなぁ」と、唸ってしまいました。

 

と同時に、会社員時代にこの本と出会っていたら、今よりも、もっと消耗していただろうとも思いまして、このタイミングでの読書こそが、私にとっての最適解だったのでしょうね。

 

 

上昇志向

 

●常に変化しよう

マックス爺の哲学は非常にシンプルです。

心がけているのは、唯ひとつ。

それは「変化」し続ける事です。

書籍では、マックス爺は「毎日、変化し続ける」事を自分に課していると「私」に言います。

 

これは確かにしんどいですよ。

変化とはチャレンジすることです。

毎日毎日、何かに挑む。

これは、むちゃくちゃ疲れる。

 

でも、マックス爺はそれが必要であり、そしてそのチャレンジそのものを楽しみなさいと、「私」に諭します。

楽しむ事ができたら、手に入れたものを好きになる事ができる、と。

難しいけど、実践しやすい。

 

いつも変化する事を意識して、昨日とは違う自分になる事。

そうする事で、ビジネスを含む、全ての環境が良き方向に進むという事を、マックス爺は「私」を通じて、読者に語りかけ、そして諭しているのでした。

 

 

●今回のまとめ

読みやすいけど、文量もそれなりに多い『仕事は楽しいかね?』。

今回、私はAmazon プライム リーディングで読んだ訳ですが、確実に紙の書籍を手元に置いておきたいタイプの1冊でした。

 

ビジネス書で何を読むか、迷っている方は、本屋さんでパラパラと立ち読みしてみてください。

そして、もし、何かを感じたら、読んでみてはいかがでしょうか?

 

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

 

 

★こちらは漫画で読むことができるバージョン。

 

 

◆おっさん999のメインブログ。映画の感想なんか書いています。
四十郎おっさんによる映画感想まがい

 

 

楽天Koboでしおり機能を見つけることができなかったので、仕方なく調べてみた

ども、映画好きな四十郎のおっさん999です。

楽天Koboを利用しなくなった、もうひとつの理由があって、今回はそれを書いていきたいって感じです。

以前書いた記事には、ハイライト機能が残念だった事を書きました

 

 今回は、しおり機能についてです。

ハイライトとしおりは、ふたつで一つみたいにして使っている私なので、ハイライト機能がイマイチでも、しおり機能が大丈夫なら、楽天Koboを利用し続けていたはずです。

が。

楽天Koboのしおり機能、こちらも私的には残念でした。

 

洋書見開き

 

楽天Koboを使い始めた時、一通り、触ったつもりでいまして、この時に、しおりの機能が見当たらなかったんですよね。

だから、楽天Koboには、しおりがないと思って勘違いしていました。

それでもいいか、みたいな精神で利用していたところ、ハイライト機能が使いづらいとわかり、改めて、しおり機能について調べてみました。

 

楽天Koboにも、ちゃんとしおり機能がついていました。

読書画面の右角をタップすると、しおりを付ける事ができる訳ですが、これがなかなかの曲者でして、しおりを付けようとしても、なかなかできなくて、ちょっとイライラしました。

 

私が利用しているiPhoneが、そもそも5sなので、それが原因かもしれないですけどね。そうだったら、ごめんなさいね。

それでも、Kindleではサクサクしおりを付ける事ができるのに、ページを移動したりして、こちらが思うような動作をしてくれない場合が結構な頻度でありました。

なので、一冊だけ本を読んで、今は楽天Koboを利用しておりません。

今はバージョンアップして使いやすくなっているかもしれないですけどね。

定期的にチェックしてみて、使いやすくなっていたら、また利用したいです。

やっぱり海外企業よりも、日本の企業を応援したいですし。おすし。

 

そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

 

 

 

ありえない!で成功したくて本を買ったら常識を疑う結果に。

ども、映画好きな四十郎のおっさん999です。

 

今回は日本でパクチー文化を根付かせた佐谷恭さんの書籍『「ありえない」をブームにするつながりの仕事術』の感想を書いていきたいと思います。

パクチー、私はそれほど得意ではありません。

一度食べた事があるのですが、うーん……って感じ。

 

でも、パクチーを食べる文化は着々と日本に定着していって、「人気だなぁ」って軽く考えていましたけど、実際はそうではなかったようです。

「ありえない」をブームにするつながりの仕事術: 世界初パクチー料理専門店を連日満員にできた理由 (絶版新書)』を読むと、そのあたりの事情も垣間見る事ができます。

 

 

 

 

著者の過去が書かれている

考えるだけの人よりもやる人が時代をつくる。

ビジネス書には、精神的な心構えと実例が掲載されているのが一般的です。

そこにきて、この書籍には、実例は著者の佐谷恭さんのこれまでが書かれています。

まさに特撮モノの「これまでの佐谷恭は……!!」みたいな感じです。

 


↓関係ないけど、おっさんの「これまでの〇〇は!」のイメージは今でもディケイドが一番強い。

 

具体的な方法論は書かれていない一方、引っかかりのあるセンテンスが豊富にあります。

 

今回、私はAmazon Kindleで読んだのですが、気になる部分をラインマーカーで引いておいて、付箋でそこをピックアップすると、書籍に書かれている事は、さほど多くない事がわかりました。

 

今の私には、3つほどのトピックが引っかかったようです。

付箋たちを眺めるだけでも勇気というかパワーを貰える、とてもエネルギッシュな本でございました。

 

今すぐにでも実践できるようなハウツー本を期待すると、手に入れるものは何ひとつないので、そういう心構えでは読まないようにした方が良いです。

 

常識を疑え!

イノベーションは連続性から生まれない。

この本で繰り返し書かれている事は「常識は疑った方がいい」という事。

 

「常識」というものは、ルーチンワークを構築する時には強い武器になります。

共通の認識があると、毎日の決まった仕事をこなす時に、すごく便利なんですよね。

でも、何か新しい事をしようと行動する時、常識というものは邪魔者になる訳です。

 

これって、別に、事業をスタートするとか、そんな大きな規模の事ばかりではありません。

 

例えば、食事の時間について。

昼ごはんの時間を皆とずらすと、食事屋さんに発生した長蛇の列に時間を奪われる確率も少なくなり、いつもとは違う風景を見る事ができます。

そこで、色んなアイデアが生まれる事もあるでしょうし、単純に物凄くリフレッシュできる事もあるでしょう。

 

そういう小さな新しい事の積み重ね、それが後になって、何かを生み出す材料になる可能性がとても高いと、私は考えます。

 

実行しながら考える

日本中で「人のために」踏まれているこのブレーキが日本をつまらなくしている。

常識を疑う姿勢を少しでも取り入れると、とにかく動きたくなるらしい。

今の社会の場合、何かをスタートする時に、皆から「もっと考えた方が良い」ってストップされる事が多いですね。

その人には悪気も悪意もない(それらを持って発言している人もいるでしょうけど)訳で、だからこそ、とてもたちが悪い。

 

だから、新しい事をスタートしようと思った人は、雑音になってしまうような言葉を耳にする前に行動しちゃうのでしょうね。

新しいスタートを切る方はもちろん、最初に情報収集したり、リスクを考えたり、戦略を考えたりしますが、それ以上に、それらの事をそこそこに切り上げて、とにかく行動しています。

 

要は、何かをやりながら、常に考える。

たとえ、その途中にトラブルがあったとしても、そのトラブルをすごく前向きに解釈するんですよね。

 

後ろ向きにトラブルを受け取ってしまうと、どんどんマイナスになり、身動きができなくなってしまう。

だから、新しい事を始める方ってポジティブで、パワフルで、エネルギッシュなんです。

 

今回のまとめ

この本を通して、今回、私が実行したい事はひとつ。

 

それは、新しい事をスタートする際、考えたり調べたりすることもしつつ、とりあえず動いてみるって事です。

もちろん、期間を設けて、適切に振り返ることも必要ですよね。

 

会社員を辞めて、パート仕事もそろそろ切り上げようと動いている私には、いま、色々とやりたいことが、毎日のように頭の中に生まれてきます。

それらをひとつずつ形にしていこうと、この本を読んで決心しました。

 

失敗しても良いのです。

その失敗を小さなものに抑えて、次に繋げる事ができるよう、頑張るぞぃ!

 

という訳で、今回はこの辺で。

四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

 

 本日ご紹介した書籍↓

 

 

感想:ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法/福田和也

ども、映画好きな四十郎のおっさん999です。

 

メインブログでは、えっちらおっちらと、映画の感想を書き連ねておりました。

しかし、本を読めど、その感想をまとめる事ができず、こちらには記事を投稿する事ができませんでした。

 

メールで、はてなブログから「そろそろ記事かけへん??」みたいな機械的メッセージが届き始めたので、なんとか、今回タイトルの書籍の感想をまとめました。

 

そんな訳で、今回は「ひと月に百冊読み、三百枚書く私の方法」という本です。

 

 

速読のヒントが書かれているかしら?

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ここ数年、読書から離れていたので、今年は最低でも1週間に1冊は本を読むという目標を掲げていました。

そこにきて、「1回くらいは速読とか、知っといた方が良いかな?」と思い、図書館でタイトルに釣られて借りたのが、この「ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法」です。

筆者は小説を執筆する作家ではなくて、文芸評論家の福田和也さん。

昔に『作家の値うち』という、ちょっと意味不明な本を出した人ですね。

ちなみに『作家の値うち』は読書をほとんどしない人にとっては有益な書籍ですので、誤解のないように、ここに添えておきまする。

 

タイトルから速読の技術などが書かれているかしら?って期待したのですが、どちらかというと情報収集の仕方を紹介しています。

この本の良きところは、わかりやすく、実践しやすい形で紹介しているという点です。

福田さん自身も使用している方法論で、どのようにして資料を読めばよいか?を丁寧に解説してくれております。

この部分は書籍の前半に書かれていて、最初は期待していたものと違って、少しばかり、ガッカリした事は内緒です。

 

文章の書き方に目から鱗

目から鱗的ねこにゃん

私自身、この本に出会って良かったと思った点が、後半における文章の書き方について書かれていたところです。

小説の執筆を前提に書き方を紹介している訳ではないんです。

でも、小説の書き方を指南するサイトや書籍に共通して書かれているにも関わらず、それらに具体的な説明が伴っていない部分に対するアンサーが書かれていたんです。

それが「テーマ」と「書き写し」です。

 

「テーマ」とは?

テーマパーク

私は小学生の頃から、ちまちまと小説めいたものを書いてきました。

今でも時々、書いています。世の中には発信しないですけどね。

一時期、賞に作品を応募しようと思った時があり、小説の書き方を一から学ぼうとして書籍やホームページを漁った事がありました。

そのどれにも書かれているのが「テーマ」です。

 

どの本やサイトにも「何かを書くという事は、世の中に訴えたいメッセージがあるはず」とあって、それがテーマですって書かれているんですね。

でもね、単純に本を出したい、とか、作家になってお金持ちになりたいとか、そういう気持ちもあるじゃないですか。

メッセージがあった方が良いですが、それだと、別に本でなくても良い訳です。昔は本しかなかったかもしれないですけど。

 

それでも、未だに「テーマが最初にあって、初めて文章が書ける」みたいな事が当たり前のように書かれている。

ずっと違和感を感じていた言葉「テーマ」について、本当のところ、説明できる人は、プロの作家さんでもいないんじゃないかな?

そんな結論に至った頃に、この本と出会いました。

 

で、はっきり書かれていたんですよね。テーマの正体について。

福田さんは、テーマとは、つまり目的なのだと。

テーマという概念は厄介で、わかりやすそうでいてその実かなり曖昧であり、自分自身にもそれが何なのか、判別が難しい。

でも、テーマを目的と捉えたら、一気にわかりやすくなるんです。

 

「この文章を書く目的とは??」

一冊の本だけでなく、その段落とか、センテンスレベルにも目的がある。

それを知った時、自分の疑問というか、違和感が一気に払拭されました。

 

作品の書き写し

ノートとペン

プロの作家さんも、だいたいの人が発言しているのですが、曰く、「作家になりたいのなら、プロの作品をノートに書き写せ」。

そうすればプロの作家になれる可能性が高くなる。

 

でも、実際、ただ書き写しただけではダメな訳で、じゃ、どの部分に注目したらいいかとか、そもそも一気に書き写すものなのか、そのあたりを具体的に書いている本やサイトって、私が知る限り、ありません。

一応、説明はあるにはあるんですが、抽象的な書き方になっていて、いまいち要領を得ない感じなのです。

 

そこにきて、福田さんは書き写し方を、これまた、わかりやすく説明してくれました。

ひとつひとつ、自分のわかりやすいように分解していき、その作品の構造を把握する。

一般的な起承転結の構造と同じなのか、それとも違うのか。

 

そういったものを、自分がわかる範囲まで砕いていって研究してみる事が、ノートの書き写しって行為なんだなって、やっと腑に落ちた次第です。

 

今回のまとめ

ひと月に百冊読み、三百枚書く私の方法

私にとって、むしろ、小説の書き方の説明部分が心と頭に響いた『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』。

繰り返し読みたいので、できれば、手元に置いておきたい書籍です。

読む事と書く事に関して書かれた書籍なので、私のように趣味の範囲でも何かしら文章を書いていて、ちょっと悩んでいる人は、一度、目を通してみても良いかと思います。

 

という訳で、今回はこの辺で。

四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

 

 

楽天Koboアプリのハイライト機能について

どーも、映画好きな四十郎のおっさんです。

わたしは、楽天ポイントを集めているので、2019年の夏にAmazon Kindle だけでなく、楽天Kobo アプリの利用を試みておりました。

 

ossan999.hatenablog.com

使い始めた当初は、「使えるかも??」と期待したんですよね。

もし、楽天Koboキンドル並みに使えるのであれば、アマゾンではなくて、楽天市場電子書籍を購入でき、楽天ポイントが増えるからです。

 

 

しかし、使い始めてから、じょじょに、楽天Koboの残念な部分がわかり始めて、現在では使用しなくなりました。

今回は、その中のひとつである「ハイライト機能」について書いていきたいと思います。

 

 

ラインマーカー


 

ハイライト機能というのは、紙の本であれば、自分の気になる箇所にラインマーカーを引く事になります。

小説でもビジネス書でも、自分の気になる部分というのは出てくるものです。

そこから自分の考えたこと、感じた事をノートにまとめてみたりする訳です。

Amazon Kindleであれば、この機能は何のストレスもなく使用できます。

 

 

しかし、楽天Koboは違いました。

Kindleと同じような感じでハイライトしようとすると、1行2行ずれた箇所に色が付いちゃうんです。

しかも、なかなかハイライト機能が起動しない。

これには、かなりストレスを感じました。

 

 

「アプリだから、こんな感じなのだろうか?」と、Kobo端末のレビューを読んだのですけど、端末でも同じような状況のようです。

これなら、付箋が気軽にバンバン使える紙の本の方が、よほど効率が良いですね。

このハイライト問題は、Kobo端末における永遠のテーマみたいで、Amazon Kindleと同じ感覚で使用できるようになるには、かなり先かもしれません。

 

 

そんな訳で、ビジネス書をよく読む、おっさんとしては、楽天Koboは早々に卒業しました。

ハイライト機能がちゃんと使えるようになれば、また利用しようと思っております。

 


そんな訳で、今回はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!

 

 

『病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~ 簡単、無料で医者いらず』の感想(4)

どーも、映画好きな四十郎のおっさんです。

今回はようやく最終回となります、『病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~ 簡単、無料で医者いらず』の感想です。

 

 

わたしは昔からスポーツがダメで、究極のインドア派でございます。

しかし、過度のストレスから、やたらと太ってしまい、ダイエットしないといけなくなったんですよね。

でも、スポーツしてないから、いきなり運動なんてできやしません。

 

 

そこで、昔からウォーキングだけはしていたので、意識的に歩く事にしました。

この本では、ウォーキングしよう!と意気込むのではなくて、生活の一部にウォーキングを取り入れようと勧めています。

よく言いますよね、下車駅のひとつ前のところで降りて歩いてみるって。

日頃、あまり運動していない方にとっては、良い運動になるし、街中で新しい気づき、発見ができて、そこからアイデアが湧いてくるなんて事もあるかもしれません。

ダイエットしないといけないなぁ……って思っているけど運動はちょっと……って方は、ちょっと歩いてみるといいですよ?

 

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この本でちょっと気になる事が書かれていて、それが「百寿者の9割は寝たきり」という事です。

確かにそんな感じかも?っていうのは心の中にありましたけど、元気で動き回っている方が増えているとはいえ、今もなお寝たきりの方が多いという事に愕然としました。

長生きって言葉の意味を、改めて考えさせられる感じでした。

100歳になっても、元気で歩き回る事が長生きだというなら、今からそのための準備をしないといけないですね。

そういう意味でも、健康的な体を作るために、今からでも簡単な運動をスタートした方がよいかな。

 

 

あと、最後に面白い事が書かれていました。

それは「組織のトップの人はゴルフをしている」という事です。

確かに、ゴルフをやっている社長さん、多いですよね。

わたしは、ゴルフ、全く興味がないんですが、この本では「ゴルフで歩き回っていたからこそ、頭がクリアになり、結果、会社のリーダーになった」と書かれていたんですね。

ゴルフはやった事ありませんが、テレビ中継とかでゴルフとか見ていると、かなり歩いているので、USJやディズニーリゾートを歩き回るのと同じ感じなのかもしれません。

歩いていると、なんとなく、大なり小なりのアイデアが色々と出てきます。

歩くっていうことは健康の面でもいいし、仕事の面でも良いかもしれません。

 

 

いろんな気づきを与えてくれた『病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~ 簡単、無料で医者いらず』。

興味のある方は一読してみてください。

 

 

そんな訳で、今回はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!

 

 

↓新書版

 

 

老化は病にあらず!『病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~ 簡単、無料で医者いらず』の感想(3)

どーも、映画好きな四十郎のおっさんです。

『病気の9割は歩くだけで治る!』の読書感想その3です。

わたし自身が、頭痛外来に通っていて、色々と思う事があるので、この本と出会って、改めて医療について考える事ができました。

さて、今回は、この書籍の中で、ハッとさせられた一文をご紹介したいと思います。

 

病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~ 簡単、無料で医者いらず

 

年を取れば取るほど、誰だって病気や障害が増えます。  膝が痛い、腰が痛い、目がかすむ、耳が遠い、トイレが近い――。  これらは、「病気」というより、「年のせい」です。でも今は、すでに書いたとおり、こうした当たり前の老化現象にそれらしい病名がついて医療化されています。

 

最近のサイエンスは、本当に目まぐるしく、とてつもないスピードで進化しているものと思います。

普段の生活でも、色んな事ができるようになってきて、テクノロジーの進歩を感じる毎日です。

ですから、今までわからなかったような病気も原因含めて判明し、それに対処する形で、良い薬も開発されている事と思います。

 

でも、それが本当に病気であるなら良いんです。

それが自然現象に対しても、同じアプローチで薬を処方されてしまうなら、それは問題だと思うんですよね。

 

自然現象に逆らうのと、病を治療するのとを同列に語ってはいけない。

サプリメントや食生活で、少しでも「老い」のスピードを緩やかにするっていうのは有りだし、やっていかないといけない事だと思います。

けど、手っ取り早く薬を投与するのは、それは患者を食い物にしている事だし、本当の意味での治療という行為を放棄しているような気がするんですよねぇ。

 

書籍には、「年齢のせいですよ」って言うと、激怒する方々がいらっしゃるようです。

そういう方って、良い年齢の重ね方をしていないような気がします。若い頃に十分な事をしてきていないから、未だに若い頃の自分であると思い込む。

そして、現実に戻されそうになると怒る。

なんか、そういうタイプの方、最近、街の中でもちょいちょい見かけます。

 

医者の方の教育だけでなく、製薬会社の在り方や国民の健康に関する教育を施していかないと、どんどんダメな国になっていくような、そんな感じがしました。

 

そんな訳で、今回はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさんでした。

それでは、しーゆー!