肩の力が抜けるシンプルなビジネス書『仕事は楽しいかね?』の感想
ども、映画好きな四十郎のおっさん999です。
今回は有名なビジネス書である『仕事は楽しいかね?』の感想です。
私はお恥ずかしい話ですが、あまりにも有名だったので、ずっとスルーしていたのですが、急にある日突然に「あ、読まなきゃ」って感じたんですね。
で、Amazon プライム リーディングにあったので、早速ダウンロードして貪るように読みました。
そんな訳で、今回は、ちょっと可愛らしいお爺さんが表紙の本『仕事は楽しいかね?』の感想を書いていきますよっと。
●シンプルでわかりやすい内容
基本的な内容については、ビジネス書にある内容を小説仕立てにしたものです。
小説であるため、フィクションをよく読む人でビジネス書の固くるしい文体が苦手という方にはオススメです。
偉大なるマックス爺が「私」の持つ悩みに対して答えを述べるのではなく、ビジネスにおける大切な概念と具体例を示し、「私」に考えさせるという内容。
このマックス爺が素晴らしく、彼の提示するビジネスの肝は、他のビジネス書より、シンプルかつフレキシブル。
わかりやすいがゆえに、すぐに自分の状況に置き換える事ができるのです。
とにかく実践しやすい。
確かに、わかりやすく「こうすれば良い」とは書かれていません。
だから、即席の答えやテクニック、すぐに使えるノウハウ、ツールを期待すると、かなりガッカリします。
この本は、そういう事について書かれていません。
言うなれば、この本に書かれているのは「心構え」「心持ち」といった類のものです。
さらには理想論ともとれる内容です。
そのため、引っかかりがないと、本当に読んだ事を後悔するパターンに陥ります。
私は、とにかく響きまくって、「もっと早くに読んどけば、勤めていた会社も変える事ができたのかなぁ」と、唸ってしまいました。
と同時に、会社員時代にこの本と出会っていたら、今よりも、もっと消耗していただろうとも思いまして、このタイミングでの読書こそが、私にとっての最適解だったのでしょうね。
●常に変化しよう
マックス爺の哲学は非常にシンプルです。
心がけているのは、唯ひとつ。
それは「変化」し続ける事です。
書籍では、マックス爺は「毎日、変化し続ける」事を自分に課していると「私」に言います。
これは確かにしんどいですよ。
変化とはチャレンジすることです。
毎日毎日、何かに挑む。
これは、むちゃくちゃ疲れる。
でも、マックス爺はそれが必要であり、そしてそのチャレンジそのものを楽しみなさいと、「私」に諭します。
楽しむ事ができたら、手に入れたものを好きになる事ができる、と。
難しいけど、実践しやすい。
いつも変化する事を意識して、昨日とは違う自分になる事。
そうする事で、ビジネスを含む、全ての環境が良き方向に進むという事を、マックス爺は「私」を通じて、読者に語りかけ、そして諭しているのでした。
●今回のまとめ
読みやすいけど、文量もそれなりに多い『仕事は楽しいかね?』。
今回、私はAmazon プライム リーディングで読んだ訳ですが、確実に紙の書籍を手元に置いておきたいタイプの1冊でした。
ビジネス書で何を読むか、迷っている方は、本屋さんでパラパラと立ち読みしてみてください。
そして、もし、何かを感じたら、読んでみてはいかがでしょうか?
そんな訳で、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
★こちらは漫画で読むことができるバージョン。
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