老化は病にあらず!『病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~ 簡単、無料で医者いらず』の感想(3)
どーも、映画好きな四十郎のおっさんです。
『病気の9割は歩くだけで治る!』の読書感想その3です。
わたし自身が、頭痛外来に通っていて、色々と思う事があるので、この本と出会って、改めて医療について考える事ができました。
さて、今回は、この書籍の中で、ハッとさせられた一文をご紹介したいと思います。
病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~ 簡単、無料で医者いらず
年を取れば取るほど、誰だって病気や障害が増えます。 膝が痛い、腰が痛い、目がかすむ、耳が遠い、トイレが近い――。 これらは、「病気」というより、「年のせい」です。でも今は、すでに書いたとおり、こうした当たり前の老化現象にそれらしい病名がついて医療化されています。
最近のサイエンスは、本当に目まぐるしく、とてつもないスピードで進化しているものと思います。
普段の生活でも、色んな事ができるようになってきて、テクノロジーの進歩を感じる毎日です。
ですから、今までわからなかったような病気も原因含めて判明し、それに対処する形で、良い薬も開発されている事と思います。
でも、それが本当に病気であるなら良いんです。
それが自然現象に対しても、同じアプローチで薬を処方されてしまうなら、それは問題だと思うんですよね。
自然現象に逆らうのと、病を治療するのとを同列に語ってはいけない。
サプリメントや食生活で、少しでも「老い」のスピードを緩やかにするっていうのは有りだし、やっていかないといけない事だと思います。
けど、手っ取り早く薬を投与するのは、それは患者を食い物にしている事だし、本当の意味での治療という行為を放棄しているような気がするんですよねぇ。
書籍には、「年齢のせいですよ」って言うと、激怒する方々がいらっしゃるようです。
そういう方って、良い年齢の重ね方をしていないような気がします。若い頃に十分な事をしてきていないから、未だに若い頃の自分であると思い込む。
そして、現実に戻されそうになると怒る。
なんか、そういうタイプの方、最近、街の中でもちょいちょい見かけます。
医者の方の教育だけでなく、製薬会社の在り方や国民の健康に関する教育を施していかないと、どんどんダメな国になっていくような、そんな感じがしました。
そんな訳で、今回はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
映画好きな四十郎のおっさんでした。
それでは、しーゆー!