ありえない!で成功したくて本を買ったら常識を疑う結果に。
ども、映画好きな四十郎のおっさん999です。
今回は日本でパクチー文化を根付かせた佐谷恭さんの書籍『「ありえない」をブームにするつながりの仕事術』の感想を書いていきたいと思います。
パクチー、私はそれほど得意ではありません。
一度食べた事があるのですが、うーん……って感じ。
でも、パクチーを食べる文化は着々と日本に定着していって、「人気だなぁ」って軽く考えていましたけど、実際はそうではなかったようです。
『「ありえない」をブームにするつながりの仕事術: 世界初パクチー料理専門店を連日満員にできた理由 (絶版新書)』を読むと、そのあたりの事情も垣間見る事ができます。
著者の過去が書かれている
考えるだけの人よりもやる人が時代をつくる。
ビジネス書には、精神的な心構えと実例が掲載されているのが一般的です。
そこにきて、この書籍には、実例は著者の佐谷恭さんのこれまでが書かれています。
まさに特撮モノの「これまでの佐谷恭は……!!」みたいな感じです。
↓関係ないけど、おっさんの「これまでの〇〇は!」のイメージは今でもディケイドが一番強い。
具体的な方法論は書かれていない一方、引っかかりのあるセンテンスが豊富にあります。
今回、私はAmazon Kindleで読んだのですが、気になる部分をラインマーカーで引いておいて、付箋でそこをピックアップすると、書籍に書かれている事は、さほど多くない事がわかりました。
今の私には、3つほどのトピックが引っかかったようです。
付箋たちを眺めるだけでも勇気というかパワーを貰える、とてもエネルギッシュな本でございました。
今すぐにでも実践できるようなハウツー本を期待すると、手に入れるものは何ひとつないので、そういう心構えでは読まないようにした方が良いです。
常識を疑え!
イノベーションは連続性から生まれない。
この本で繰り返し書かれている事は「常識は疑った方がいい」という事。
「常識」というものは、ルーチンワークを構築する時には強い武器になります。
共通の認識があると、毎日の決まった仕事をこなす時に、すごく便利なんですよね。
でも、何か新しい事をしようと行動する時、常識というものは邪魔者になる訳です。
これって、別に、事業をスタートするとか、そんな大きな規模の事ばかりではありません。
例えば、食事の時間について。
昼ごはんの時間を皆とずらすと、食事屋さんに発生した長蛇の列に時間を奪われる確率も少なくなり、いつもとは違う風景を見る事ができます。
そこで、色んなアイデアが生まれる事もあるでしょうし、単純に物凄くリフレッシュできる事もあるでしょう。
そういう小さな新しい事の積み重ね、それが後になって、何かを生み出す材料になる可能性がとても高いと、私は考えます。
実行しながら考える
日本中で「人のために」踏まれているこのブレーキが日本をつまらなくしている。
常識を疑う姿勢を少しでも取り入れると、とにかく動きたくなるらしい。
今の社会の場合、何かをスタートする時に、皆から「もっと考えた方が良い」ってストップされる事が多いですね。
その人には悪気も悪意もない(それらを持って発言している人もいるでしょうけど)訳で、だからこそ、とてもたちが悪い。
だから、新しい事をスタートしようと思った人は、雑音になってしまうような言葉を耳にする前に行動しちゃうのでしょうね。
新しいスタートを切る方はもちろん、最初に情報収集したり、リスクを考えたり、戦略を考えたりしますが、それ以上に、それらの事をそこそこに切り上げて、とにかく行動しています。
要は、何かをやりながら、常に考える。
たとえ、その途中にトラブルがあったとしても、そのトラブルをすごく前向きに解釈するんですよね。
後ろ向きにトラブルを受け取ってしまうと、どんどんマイナスになり、身動きができなくなってしまう。
だから、新しい事を始める方ってポジティブで、パワフルで、エネルギッシュなんです。
今回のまとめ
この本を通して、今回、私が実行したい事はひとつ。
それは、新しい事をスタートする際、考えたり調べたりすることもしつつ、とりあえず動いてみるって事です。
もちろん、期間を設けて、適切に振り返ることも必要ですよね。
会社員を辞めて、パート仕事もそろそろ切り上げようと動いている私には、いま、色々とやりたいことが、毎日のように頭の中に生まれてきます。
それらをひとつずつ形にしていこうと、この本を読んで決心しました。
失敗しても良いのです。
その失敗を小さなものに抑えて、次に繋げる事ができるよう、頑張るぞぃ!
という訳で、今回はこの辺で。
四十郎のおっさん999でした。
それでは、しーゆー!
本日ご紹介した書籍↓