四十郎おっさんが綴る読書感想文まがい・改

大阪在住のもうすぐ四十郎になるパートのおっさんが書き綴っていく、なんちゃって読書感想文。

『凡人すたいる。大盛り詰め合わせ』の読書感想

どーも、四十郎のおっさん999です。

 

今回は、わたしの妹が購入した書籍をご紹介したいと思います。

 

その書籍は『凡人すたいる。大盛り詰め合わせ』。

 

コミックエッセイとなっていて、ライブドアブログを運営されている、まめさんという方が作者さんです。

 

インスタなどで話題になった方で、シングルマザーとして、日々子育てに奮闘中らしいです。

 

今回は、『凡人すたいる。大盛り詰め合わせ』の感想を綴っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

おっさん的おすすめ度

紙の本で手元に置いておきたい

 

 

 

『凡人すたいる。大盛り詰め合わせ』の感想

かなり特徴的なイラストである、この書籍。たぶん本屋で見かけても手に取らないかもしれないくらい、顔をはじめ、独特の雰囲気を醸し出しております。

 

コミックエッセイなので、基本的には、ご自身が出会った人物や事件?を漫画にされているのですが、その全てが、ことごとく面白いのです。

 

どうして、こんな変な人物と遭遇する事ができるんだろう?って首を傾げてしまいます。

 

どこかぬけているとか、そんな次元ではなく、よく今まで生きてこれたなぁっていう人々が、なぜか、まめさんの周りに集まってくるのです。

 

これが他人だけならまだしも、子供たちも、常人にはちょっと理解できない資質を持っていて、毎日が事件的な雰囲気です。

 

外出先や電車の中では絶対に読んではいけない本です。ぜひ、お家でひっそりとお読みくださいまし。

 

久しぶりに、漫画で爆笑しました。

 

グッズも販売されているので、興味のある方は、そちらもチェックしてみてください。

 

 

 

それでは、今回はこの辺で。

 

しーゆー!

 

 

紙書籍


 

電子書籍


 

 

電子書籍を購入する時は楽天Koboにする事にした話

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どーも、四十郎のおっさん999です。

わたしは電子書籍を読む際、ずっとKindleを利用してきました。

キンドルAmazon Prime Readingという会員向けの無料サービスがありますし、無料本も色々とあります。

 

そんなわたしですが、ふと思ったのです。

楽天Koboで購入したら、楽天ポイント、つくんじゃね??

 

わたしがKindleを利用し始めた頃は、わたし自身、ガラケーを使用していて、アプリが使えませんでした。

そのかわり、Kindle端末を購入して電子書籍を読んでいたんですよね。

その頃の楽天Koboの端末は、購入した方のレビューをのぞいてみると、評判が芳しくなく、Kobo端末はスルーしておりました。

しかし、時間は流れ、わたしはiPhoneユーザー。アプリも使える訳でございます。

という事で、先日、楽天KoboのアプリをiPhoneにインストールいたしました。

 

操作感はほぼ一緒

今回一番心配したのは、KindleKoboの操作感の違いです。

Kindleで頻繁に使用していたラインマーカー機能は、Koboにもあるのか心配しておりました。

しかし、その心配は杞憂でした。

使い勝手がちょっと違うけれど、Koboにもラインマーカー機能が付いておりました。

文字の大きさの変更も可能ですし、使いやすい感じのアプリでした。

 

ポイントサイト経由でポイントザクザク

Amazonでは、独自のポイントが付いていますが、だいたいの書籍には、ポイントが付いていませんよね。

さらにポイントサイト経由でもポイントは付与されません。

一方で、楽天Koboでは、ポイントサイトのポイントも、楽天ポイントもゲットできるので、とてもお得でございます。

わたしは楽天ポイントを使用して映画館で映画を鑑賞するので、どうして早く気づかなかったのかと後悔しました。

 

今回のまとめ

これからはKindleだけでなく、Koboも利用する感じで、読書していきたいと思います。

楽天Koboでは、残念ながら、無料本などは、ほとんどありません。

ですから、必要に応じて、使い分けていく感じですね。

それでは、今回はこの辺で。

しーゆー!

 

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『ゆるふわアフィリエイト』の読書感想

どーも、四十郎のおっさん999です。

今回は、たまたま図書館で発見した書籍『ゆるふわアフィリエイト』についての感想を書いていきたいと思います。

この本の存在は知らなかったのですが、「ゆるいアフィリエイトってなんだろう?」と興味があって手にとってみました。

 

おっさん的おすすめ度

図書館利用で読んだ方が良い もしくは読まなくても良い

 

 

要はオプトインアフィリエイトの紹介

「オプトインアフィリエイト」とは、自分が集めたメールアドレスに、ASPの情報を流し、誰かがASPに登録したら、お金が入るという仕組みのアフィリエイトです。

ASPについての説明は、ここでは割愛しますが、ご存知でない方は、Google先生で検索すると色々と詳しい情報が出てきます。アフィリエイトできる商材を管理している会社、といった感じですかね。雑にまとめると。

 

で。

この本は「オプトインアフィリエイト」を推奨しております。

どれだけ「オプトインアフィリエイト」が気軽に始められるのか。また、どれだけ簡単に稼ぐ事ができるのか。それを簡易な文章で紹介されておりました。

 

わたしは、稼げてはいないですが、一応アフィリエイトをおこなっている者です。

そんなわたしが、「こりゃ、ちょっとあかんやつじゃね??」と感じてしまいました。

というのも、この本では、紹介するASPの案件(ツールや情報商材など)を自分で確認するという作業がないんですよね。

調べてみると、基本的には上記のような確認作業はしないみたいです。

ということは、本当に良いものかどうかわからないものを、自分の元に集まってくれた人たちに紹介するという事なんですよね。

 

うーん、これってどうなんだろう??

 

もちろん、自分がすでに知っていて、かつ有効である商材などはあるかもしれません。

しかし、おそらくそうではないものの方が多いと思うので、確認できない情報を紹介するのであれば、自分のコンテンツをアドレスに送る方が、最終的に良いような気がします。

このあたりは、自分の信念みたいなものとの戦いになるかもしれません。

少なくとも、わたしは、実践しようとは思いませんでした。

 

デメリット部分の書き出しがあまりない

この書籍で一番イヤだなぁと感じたのは、「オプトインアフィリエイト」のデメリット部分が、ほとんど書かれていない点です。

どれだけ良い方法でも、デメリットもあると思いますよね。

それらが、ほとんど書かれていないので、ちょっとオススメできないかな?と感じました。

 

今回のまとめ

たまたま図書館で見かけて読んだ書籍なのですが、タイトルに惹かれて購入したら、きっと投げていたかもしれません。

内容としては、とても薄いものになっています。

自分のアフィリエイト精神と相談して、「オプトインアフィリエイト」を実践したいという方は読んでみても良いかもしれませんが、そうでなければ、オススメしませぬ。

 

それでは、今回はこの辺で。

しーゆー!

 

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『世界を変えた10冊の本(池上彰:著)』を読んだ感想

どーも、四十郎のおっさん999です。

今回は池上彰さんの書籍『世界を変えた10冊の本』についての感想を書いていきたいと思います。

 

この本は、池上彰さんが「世界に多大な影響を与えた」と考える本を10冊に厳選して、読者に紹介するというもの。

多少なりとも、池上彰さんの主観は入っておりますが、短時間でサクサクと読んでしまえる書籍でございます。

 

 

 

 

おっさん的おすすめ度

紙の本で手元に置いておきたい

 

 

古典をわかりやすく説明

タイトルだけは聞いた事あるけれど、実際に読んだ事はない人が多いのではないかと思われる10冊の本。

お恥ずかしながら、わたしもこれらの本は、一度二度、挫折していて、未だに読破した事がありません。

これらの本に触れた当時は、内容が全くピンとこなくて、全く読み進める事ができなかったんですよね。

古典の難しさは、その作品の背景を、ある程度、知っていないと、読み進める事ができないところにあると思います。

そういう点から見ると、本作は書籍を簡単に紹介しながら、さりげなく興味を抱けるように書かれていて、とても良質な入門書といえます。

本書でバックグラウンドを学び、再び古典に触れる。

そうする事で、自己を高める事ができるようになっております。

 

 

興味をひく題材ばかり

昨今の世界情勢や経済、環境など、共感しやすい、実感しやすい題材のみを扱っているので、非常に楽しく読み進める事ができるようになっています。

読者が多くの「なぜ」を抱けるように工夫されていて、なおかつ答えをサラリと書く。けど、その答えが全てではない。だから、古典を読みたくなる。

そんな風に文章が構成されているので、若い人にもそうでない人にもオススメできる書籍になっています。

実感を伴う読書というのは、凄くワクワクするんですよね。

古典でも、これほどワクワクできそうという予感を抱かせてくれる池上彰さんの文章は、なかなかに素晴らしいです。

 

 

とにかく読みやすい

全体的に平易な文章で書かれているので、すごく読みやすい。

また長さも適度なものなので、早い人なら1日で読破できてしまうでしょう。

小難しい古典を、これほど噛み砕いて説明してくれる書籍は、なかなかないかもしれません。

 

 

今回のまとめ

読む本がなければ、一度、読んでみてください。

ただ、わたしと違って、古典でも普通に読み進める事ができるような方には、かえって退屈な本となりますので、そういう方にはオススメできませぬ。

古典には興味があるけど、難しくてちょっと……という方にピッタリの書籍でございます。

 

それでは、今回はこの辺で。

しーゆー!

 

↓紙媒体


 

 

電子書籍


 

 

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『てつがくフレンズ 女の子の姿になった哲学者たちの哲学教室』の感想

どーも、四十郎のおっさん999です。

今回は、Amazon プライム リーディングで読んだ『てつがくフレンズ 女の子の姿になった哲学者たちの哲学教室』という本をご紹介します。

わたしは、あまり哲学系の書籍を読んだ事がありません。しかし、興味はあるんですよね。けれど、哲学は小難しい印象が強い。

というわけで、比較的、読みやすそうな本書を読んでみた次第です。

 

 

 

おっさん的おすすめ度

紙の本で手元に置いておきたい

 

 

読みやすい哲学書

今風の4コマ漫画になって、哲学をざっくり説明しているので、とてもわかりやすい。そして、読みやすい。

哲学を噛み砕いて説明している点が、とても好印象でございます。

これなら、哲学を身近に感じる事ができますし、もっと哲学を知りたいって気持ちを抱きやすい。

女の子たちは、みんな可愛らしいことも、読みやすさに貢献しているですよ。

 

必要最低限の情報でキャラ作り

各哲学者たちの持つ哲学を、ほんわかキャラクターに盛り込んで、性格に反映しているので、そのキャラクターの言動を見るだけで、なんとなくですが、どういう哲学なのかが、わかる仕掛けになっています。

そのため、わたしのように、哲学を学んだ事のない者でも、哲学がなんとなくわかるようになっているし、飽きないようになっています。

哲学の入門書としては、とても良いのではないでしょうか?

 

4コマ漫画について

4コマ漫画というのは、起承転結を4コマで表現する、とても難しい漫画技法です。

この本の場合、読みやすいから4コマ漫画という形を採用しているところがあるんですね。

というのも、哲学を説明する事に優先度を置いているため、オチのないものが、結構あります。

なので、それが許せない!マンは、ちょっと厳しいかもしれません。

 

終盤が辛すぎる

これは仕方のない事なのですが、物語の終盤近く、とても辛い展開が続きます。

「えぇ……」って、なんともいえない気持ちになりました、わたし。

それまで、ほんわかした気持ちで、のほほんと展開していた物語が、急にシリアスモード全開で、「生と死」「人とはなにか?」という事を読者に問いかけてくるのです。

これは、正直、辛かった。

あまりの読後感の悪さに、わたしは、ちょっと引いてしまいました。

でも、面白い本である事に違いはないので、近いうちに、電子書籍ではなく、紙媒体で、本書を購入したいと思っております。

 

今回のまとめ

フレンズというと、あのアニマル的なフレンズをイメージする方も多いでしょうね。

何を隠そう、わたしもそうでした。「きみは◯◯のフレンズなんだね!」みたいな。ちなみに、わたしは1話みて断念したんですけどね、あのアニメ。

本書のフレンズというのは、あくまで、そのままの意味の友達や友情という意味合いです。

それが本書のラストで強く出ています。

そう思って、もう一度最初から読んでみると、また違った発見がどんどん見つかってくる素敵な一冊です。

 

今回、わたしは、iPhoneで読んだのですが、電子書籍の場合は、大きいタブレットなどで読む事をオススメします。iPhoneだと、いちいち拡大しないといけませんからね。

 

そんな訳で、今回は『てつがくフレンズ 女の子の姿になった哲学者たちの哲学教室』の感想でした。

それでは、しーゆー!

 

紙媒体版


 


電子書籍版(楽天Kobo


 

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『2022-これから10年、活躍できる人の条件』を読んだので簡単に感想を書くよ!

どーも、四十郎のおっさん999です。

今回は小説ではなく、ビジネス書となります。『2022-これから10年、活躍できる人の条件』。著者は神田昌典さんです。

 

神田昌典さんの本は、今回で2冊目となります。1冊目は『非常識な成功法則』で、こちらは電子書籍化されておらず、新品も今は流通していないので、古本で購入しました。

『非常識な成功法則』については、機会を見て感想を書いていこうと思うのですが、今回は電子書籍化されていた『2022-これから10年、活躍できる人の条件』の感想を書いていきたいと思います。

 

なお、今回から、おすすめ度的なものを併せて記載していこうかなと考えております。あくまで、おっさん的おすすめ度のため、参考にして頂けると幸いでございます。

 

 

「おっさん的おすすめ度」は3つに分けようと思っています。

◆抜群のおすすめ具合なら「紙の本で手元に置いておきたい」。

◆普通なら「電子書籍で十分」。

◆イマイチなら「古本でも可」。

 

みたいな感じで書いていきますので、どうぞ宜しくお願い致します。

それでは、感想を書いていこうかしらん??

 

 

おっさん的おすすめ度

紙の本で手元に置いておきたい

 

 

 

『2022-これから10年、活躍できる人の条件』感想

わたしは数年前に十数年勤めていた会社を退職し、今はパートタイマーとして仕事をしています。会社員の頃から漠然と抱いていた何か。そしてパートタイマーとなって、漠然としていたものが確固たるものになり、でも言葉にできない何か。

会社に勤めている人に話すと笑われるどころか、理解さえしてもらえない考え。それを見事に言い当てられてしまいました。

神田昌典さんは敵は多いので、何かを学ぼうとせずにこの書籍を読むと、荒唐無稽な内容に「なんじゃこりゃ」となるかもしれません。しかし、この本、2012年に書かれており、2019年の今に目を通してみると、唖然とします。

 

確かに、この本に書かれているような事象が発生している訳ではないので、「神田さんの予言ははずれている」と思うかもしれません。しかし、本質はそこではないんですよね。

これから日本は、どのようなステージになるのか。そこを考えて人生を歩むのと、何も考えずに行き当たりに日々の仕事に没頭するとでは、十年後二十年後に大きな違いが生じてくるのは明白です。

会社勤めでもいいし、フリーでもいい。だけど、ちゃんと未来は見ていこうと、この本は語りかけているような気がします。

これからを生きるビジネスパーソンに読んで欲しい本でございました。

 

ちなみに、誰をハッピーにするのか?という件で、神田さんが「病気をハッピーにする」と書かれている事に、ハッといたしました。おっさんは慢性的な偏頭痛に悩まされているのですが、こういう病気との付き合い方があるのだと、頭をガツン!とやられた感じがしましたね。

 

繰り返し読みたい本なので、紙の本を後日購入する予定です。

 

それでは、今回はこのへんで。

しーゆー!

 

↓新書版


 

 

電子書籍


 

 

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ホラー小説『18禁日記』の感想

どーも、18禁という文字を聞いたり見たりすると、意味もなく鼻息が荒くなる、おっさん999です。

あ。ごめんなさい。意味もなく・・・ではないですね。えぇ。

仕方ない。うん。

 

そんな訳で今回は、Kindleで読んだホラー小説『18禁日記』についての感想を書いていきたいと思います。

タイトルからして、「これ、絶対ホラーやで。やべぇやつやで」と思って、レビューやあらすじも読まないで、iPhoneにダウンロードしました。

どんな作品なんだろうなぁと、今まで見たことのない小説だったので、ちょっとばかりワクワクでした。

結果、おっさんのワクワクさんを返して欲しいですわ。

 

 

タイトル負けしてしまっている

この本、実は元々ケータイ小説らしいんですね。確かに文章の書き方が、とてもライトです。だから読みやすいのは読みやすい。

しかしながら、「18禁」という題名からして、グロテスクであったり、官能的だったりする物語を、読者は多少期待すると思うんですよね。わたしの場合は、グロテスクな方面にベクトルが向いているのかと読む前は思っておりました。

読んでみると、タイトルと中身の乖離が凄く激しい事に気が付きます。そして、その違和感は、最後まで払拭される事はありませんでした。

何をどのようにしたら、様々な人物の日記を列挙しただけの本に、「18禁」と付けるのか。その意図は最後までわかりませんでした。

それぞれの日記についても、特別「18歳以上でなければいけない」という内容でもない。一体どういう意味があるのだろう。

本作とは少し違うのですが、ホラー小説というジャンルと内容が乖離しているにも関わらず、賞を取った『Dブリッジテープ』という作品があります。この作品も、どうして書かれたのか、その意図がイマイチわからない作品でして。

『18禁日記』と『Dブリッジテープ』って、なんか似ているなぁというのが、正直なところ。

どちらも絶賛されている読者さんがいらっしゃるので、わたしは、本当におっさんの仲間入りをしてしまったのかもしれない。

 

勿体ないエピソードの数々

いくつものエピソード(日記)が紹介されていく訳ですが、どうしようもないものもあれば、「もう少し煮詰めれば、もっと良い作品になったのでは?」と思うエピソードも、チラチラと存在しておりました。

これは山田悠介氏と通じるものがありますね。

彼も、もっと構成を練っていれば、面白い作品になったのにって作品があるんですよね。それをしないから、どこまでいっても、なにかの劣化版という印象がありまして。まぁ、彼の場合は執筆のスピードが凄いから、プラマイゼロなのかもしれません。

本作でも、例えば絶対音感の人の話とか、ファンタジー作品に昇華できるように思うんですよね。他にも、純粋なホラー小説やジュヴナイル小説に仕上げる事ができるアイデアがたくさんありました。

わたしとしては、とても勿体ないなぁと感じてしまいます。

 

ホラーではない

本作はホラー小説であると紹介されているのですが、実際のところは、ホラー小説ではありません。

確かに、ぞくりとするようなものもありました。しかし、ではホラー小説かと言われると違うと断言できます。

何をもってホラーとするかは、人それぞれですから、そのあたりについては言及しませんけれども、一般的なホラーとは、少し離れた位置に存在する作品である事は間違いないですね。

ちなみに、オチについては、予想の範囲内なので、そのあたりも期待してはいけませぬ。

 

『18禁日記』のまとめ

読みやすい作品なので、隙間時間に小説に馴染みのない方には、オススメできるかな?という感じ。

一部、生理的に受け付けないであろう、気持ちの悪い描写はありますが、がっつりグロ描写がある訳でも官能的でもないので、気になる方は、チェックしてみては??

それでは、今回はこのへんで。

しーゆー★

 


 

 

 


 

 

 

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