個性的な本屋さんが増殖中らしい
どーも、四十郎のおっさん999です。
図書館の話をこの前に書きましたけど、それに関連して、ここ最近、書店が消失してしまっているのが気になっております。代わりに、大型書店はちょくちょく登場していますが、それだと店先に並ぶ本が、どこにいっても、みんな同じになってしまいます。
だからこそ、個人書店さんには頑張ってほしいんですけどね。
昔みたいに本しかない時代ではなく、様々な情報ツールがあって、自分のライフスタイルに合わせて、それらをチョイスできる時代になったので、本は昔ほどには売れないのも、また現実です。
そんな昨今、なんだか気になる記事を発見しました。
「若者の本離れ」もどこ吹く風 全国で続々登場の個性派書店- 記事詳細|Infoseekニュース
普通に本を購入するだけなら、それこそ大型書店ではなく、Amazonなどのインターネットショップで購入できる訳ですよ。
となれば、今は、本屋に「行かなければいけない」理由を生み出さないといけません。
記事に紹介されているお店さんは、実に様々な工夫をお店に施しており、お客さんに「その書店で本を買いたい」「その本屋で本を買わなければいけない」理由を持たせている事に成功しています。
本屋とカフェの融合したお店なんてものは、似た形態のショップが色々あるのだけど、あるひとつのショップだけ成功している場合があります。
記事では「書店プラスα」と書かれているのですが、わたしが思うに「書店プラスαと心地よい空間」が必要なのではないかと思いました。
記事で紹介されていた、どの書店さんも、お客さんにとって、居心地の良い時間や空間を併せて提供しているみたいなんですね。そこからベーカリーであったり、マニアックな品揃えだったりと、プラスαを付け足している。そんな気がします。
この記事は書店さんに絞っているのですが、おっさんとしては、どのショップにも通用する考え方であると思います。
もし、ショップを運営している方でお悩みの方は、参考にしてみては、いかがでしょうか。
ということで、今回は、この辺で。
しーゆー!
【記事で紹介されていた書店】
文喫 六本木:閉店した青山ブックセンターの跡地にできた書店。入場料に1500円がかかる。
Title:荻窪駅から青梅街道沿いに10分程度歩いたところにある書店。2階にギャラリーがあり、カフェスペースもあり。
定有堂書店:全国の書店員の聖地、らしい。本棚の分類が他のショップと少し違ったり、置物があったりと「本の遊園地」という感じ。
邯鄲堂(かんたんどう):古書店。周囲四方だけでなく頭上にも本棚がはしるという不思議な空間が特徴。
町家古本はんのき:住宅街の路地の奥の民家にあり、普通は発見できないという映画に登場しそうな仕様の書店。
パン屋の本屋:ベーカリーカフェと絵本・児童書などが置かれているファミリー向け?の書店。
井草ワニ園:手作りグラノーラの店と古書の委託販売をしている一角文庫が合体している風変わりな形式。